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ヒートショックとは

 ヒートショックとは、急激な温度の変化によって体がダメージを受けることです。
 私たちの体は、暖かい場所から寒い場所へ移動すると、熱を逃がさないよう血管が収縮し血圧は上昇します。逆のケースでは血管が拡張して血圧が低下します。
 こうした変化は急激であればあるほど、体が受けるダメージも大きくなります。血管がもろくなったお年寄りや、高血圧症や心肺の慢性疾患を持った方は、特に注意が必要です。
 日常生活でヒートショックが起こる代表的なケースは、冬期の入浴です。
 裸になって寒い浴室に入ると血圧が上昇し「脳出血」の危険が生じ、ゆったりと湯舟に浸かっていると血圧が低下し、さらに発汗作用で水分が失われ「脳梗塞」や「心筋梗塞」の危険が出てきます。浴槽内であれば溺死などの事故につながってしまいます。
 専門家は、ヒートショックの防止には、浴室の温度を上げ、暖かい居間などとの温度差を少なくすることが必要であると指摘しています。
 高齢社会を迎えた今日、家庭内での事故防止の観点から、段差解消や手すりの設置だけでなく、温度のバリアフリーについても改めて考えてみたいものです。
冬期の浴室に関するアンケート調査結果  ヒートショック・チェックリスト  やさしいお風呂の話
 
出典: 月別死亡人数… 国民生活センター消費者被害注意情報「冬の夜中は注意!高齢者の入浴突然死が増えている」より(東京、大阪、兵庫の事故データ/1993〜97年)
月別平均気温… 気象庁。1971〜2000年までの東京、大阪の平均気温

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