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冬期の浴室に関するアンケート調査結果

 冬場の入浴時、急激な温度の変化によって体がダメージを受けることがあります。(ヒートショック)
 裸になって寒い浴室に入ると血圧が上昇し「脳出血」の危険が生じ、ゆったりと湯舟に浸かっていると血圧が低下し、さらに発汗作用で水分が失われ「脳梗塞」や「心筋梗塞」の危険が出てきます。
 浴槽内であれば溺死などの事故につながってしまいます。
 専門家は、浴室の温度を上げ、暖かい居間などとの温度差を少なくすることが必要であると指摘しています。
ヒートショックとは  やさしいお風呂の話

 当社が実施したアンケート調査でも、寒い浴室の実態が浮き彫りになりました。
 調査概要:調査はインターネットを利用して実施。有効サンプル数は3,739。
 調査期間は2005年3月16日から4月15日。

◇冬期、9割以上が自宅の浴室を寒いと感じ、7割強がそのままガマン
 冬の時期、自宅の浴室を寒いと感じる家庭は、9割(90.6%)にも上っています。
 一方、実施している浴室の寒さ対策について聞くと、何らかの対策をしている家庭は28.6%で、残りの71.4%は特別の寒さ対策はせずにガマンしているという結果が出ました。

◇入浴開始前の浴室の室温、10℃以下も1割
 浴室の室温が最も低いと予想される一番初めの人が入浴する時の浴室の室温を聞いてみると、15〜19℃が最も多く28.2%、10〜14℃が23.0%となっており、約半数の家庭で10℃台でした。さらに10℃以下という家庭も12.6%あり、冬季の浴室の寒さの実態が明らかになりました。

◇冬期の居間は暖かい
 冬期、居間の室温を何度くらいに設定しているか聞いてみると、20〜24℃が最も多く54.0%、次いで25〜29℃が25.7%となっており、居間はとても暖かくしている様子がうかがえます。
 また、今回の調査では、一家が揃う暖かい居間と裸で入浴する浴室とに大きな温度差のある家庭もあることが分りました。

◇実行している浴室の寒さ対策
 浴室の寒さ対策を実行している28.6%の家庭で、具体的にどのような対策をしているか聞いてみると、「浴槽のフタを開けておく」が最も多く40.2%(全体での比率は11.4%)、次いで「ストーブやファンヒーターなどで浴室を暖める」が33.9%(全体では9.6%)、「シャワーを出しっぱなしにする」19.2%(全体では5.4%)となりました。
実施している対策について
◇「浴槽のフタを開けておく」
→ふたを開けておくだけでは、ヒートショックを防止するだけの十分な暖房効果は期待できません。
◇「シャワーを出しっぱなしにする」
→シャワーを出しっぱなしにする方法は、経済性はともかく、浴室の室温を上げるという点では効果があると思われます。
◇「ストーブやファンヒーターなどで浴室を暖める」
→暖めるという点では効果的な方法ですが、火災や換気には注意が必要です。

◇「浴室暖房・換気・乾燥機」の普及率
 「浴室暖房・換気・乾燥機」は、入浴前の予備暖房、入浴中の暖房、入浴後の換気のほか、浴室を使った衣類乾燥など便利な機能を持つ機器ですが、マンションに比べ、既設の一戸建て住宅への設置は進んでいないのが現状です。
 当社では今後、浴室の室温が低下しやすい冬場、既設の一戸建て住宅にも「浴室暖房・換気・乾燥機」を広げて行きたいと考えています。

◇家の中の暖房空白地帯ほかにも(トイレ、廊下、洗面所)
 浴室のほかにも家の中で暖房設備がない、もしくは暖房対策をしていない"暖房空白地帯"があります。今回の調査では、「トイレ」が1位で78.0%、次いで「廊下」74.5%、「浴室」71.4%、「洗面所(脱衣室)」71.2%の順でした。
 ヒートショック防止の観点からも、家の中の温度差は、なるべく少なくしておくような心掛けが必要と言えるのではないでしょうか。

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