製品特長FEATURES

反動吸収機構(PAT)

ドライバが動くと同時に発生する「反動」。
この反動で釘が浮いたり(釘浮き)、機械がぶれて部材を傷つけることもありました。

「反動吸収機構」では、機械に内蔵されたウェイトがステープル・ピンネイル・フィニッシュネイルを打ち込む際に、ドライバと逆方向に作動することで、打ち込むときの機械の反動と機械を押し付ける力をお互いに消しあい、打ち込み力が無駄なく部材に伝わります。
この独自機構により、コンパクトな充電式のボディでも、
「力強く」「安定した打ち込み」を実現しています。

充電式フィニッシュネイラ
(TJ-35FN3シリーズ)

1. 待機状態

   フィニッシュネイルを打ち込むドライバと打ち込み用バネはワイヤで繋がれて、待機しています。

   

2. 打ち込み直前

   1. トリガを引くと、
   2. 打ち込み用バネが図のように左方向に圧縮されます。

   

3. 打ち込み時

   1. 打ち込み用バネが伸びて、打ち込みが開始されます。
   2. 打ち込み用バネが、ドライバと反対方向に伸びて、
   3. 打ち込む時の本体の反動と、
   4. 打ち込み用バネが伸びるときの本体を押し付ける力を最適バランスにして、反動を抑えます。

   

充電式ピンネイラ・充電式タッカ

1. 待機状態

   ステープルを打ち込むドライバとウェイト(おもり)は、ワイヤでつながれて、待機しています。

   

2. 打ち込み直前

   1. トリガを引くと、
   2. 打ち込み用バネが圧縮されます。
   3. ワイヤが引っ張られ、
   4. 同時に、ウェイト(おもり)がドライバと反対方向に移動し、
   5. ウェイトバネも圧縮されます。

   

3. 打ち込み時

   1. 打ち込み用バネが伸びて、打ち込みが開始されると、
   2. 同時にウェイトバネが伸びて、ウェイトがドライバと反対方向に移動します。
   3. 打ち込むときの本体の反動と、
   4. ウェイトバネが伸びるときの本体を押し付ける力を最速バランスにして、低反動を抑えます。

   

マックス独自の反動吸収機構は、シンプルな構造としながら、2つのバネで機械の反動を最適制御しています。